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  • アイナメを釣ってみよう

基本仕掛け
ブラクリ釣り仕掛けフカセ釣り仕掛け
アイナメ
●特徴 沿岸の岩礁地帯にすむ魚で、防波堤の捨て石まわりや沈み根、消波ブロックの間などをすみかとする。縄張り意識が強く、帰巣本能がある魚として知られている。体色は黒褐色が多いが、すむ場所によっていろいろ変化がある。
●シーズン ー般には晩秋から春だが、地域によっては周年釣れる。
●料理 あらい、刺し身、煮つけなど。
ハリ掛かりすると激しく首を振って抵抗するアイナメの引きにしびれる釣り人が多い。なんといってもブラクリ仕掛けで攻める、積極釣法がおもしろい。


●ブラクリ釣り

 2m前後の先か軟らかいサオなら、底の状態がよくわかり、アイナメのアタリが取りやすいし、食い込みもよい。 ブラクリは、小さいほどアイナメの食い込みがよいので、1.5〜2号までのブラクリにエサを付けて軽くキャストする。 ブラクリが底についたことを確認したら、糸がピンと張らない程度に糸のタルミ(糸フケ)を取る。10秒ほど待ってアタリがなければ、サオ先を倒して糸を少し巻き取り、大きくしやくって手前に寄せる。 什掛けか足元まできたら、防波堤の際をサオでしやくりながら探る。 アタリは張った糸を伝わってコツコツと、はっきり出るので、ひと呼吸おいてから合わせることかコツ。早アワセでは、すっほ抜けが多い。 根掛かりを恐れては、アイナメは釣れない。ブラクリもエサも余裕を持って用意しておこう。根掛かりしたらいきなり強く引かずサオ先をチョンとあおるとはずれることが多い。


●落とし込み釣り

冬の間、クロダイ釣りの練習にアイナメを攻める釣り人も多い。カミツブシオモリをハリのチモトにかませて、防波堤の際を探り歩く。アイナメは、ふわふわと上から落ちてくるエサに飛びつく習性かあるから、落とし込み釣りは、有効な攻略法である。サオやリールなどは、クロダイ用のものを使う。 フカセ釣りでアイナメをねらう場合、最初は大きめのカミツブシを使うと底立ち(エサが底に着いたこと)がわかりやすい慣れたら、次第に小さなカミツブシやガン玉にかえていくと、クロダイの落とし込み釣りのトレーニングになる。
 大型がヒットしたら無理せずにサオの弾力とリール操作で魚が弱るのを待つこと。30cm以下のアイナメは、底を離してしまえば、あとは首を振りながら上がってくるが、40cm級になると、途中で何度も激しい引き込みを見せるので、油断をするとハリスがプツンといく。最後は必ず玉網で頭からすくうこと。



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