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基本仕掛け |
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スズキ |
●特徴 |
汽水域にも入り込む沿岸性の魚。小魚やエビなどの生きたエサを好む。日中より、夜間や早朝に活発に活動する。代表的な出世魚で関東では、コッパ→セイゴ→フッコ→スズキと、成長につれて呼び名が変わる。最大でlmぐらいに成長する。 |
●シーズン |
初夏から晩秋。 |
●料理 |
あらい、塩焼き、潮汁、かす漬け、刺し身、酒蒸しなど。 |
防波堤釣りの対象魚としては、大物の一つ。時には1m級がサオを絞ることもある。掛かったハリをはずそうとして、空中にジャンプしたり、大きなロを開いて首を振ったりするスズキの抵抗も、この釣りの楽しみの一つ。 |
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●電気ウキの流し釣り |
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スズキは、防波堤の周辺の潮通しがよい場所を回遊する。場所によっては、防波堤の際で大物がヒットして驚かされることもある。
夜釣りが中心になるが、日没寸前や夜明け前後の薄暗い時間帯もチャンスだから、油断ができない。 サオは、磯ザオ3号クラスや、投げザオ、万能ザオでもOKだ。 リールは、中・大型スピニングリールを使用する。小型リ一ルでは、大物とのやり取りに不安かある。大物スズキを手中に収めるにケが出ないように速いスピードでリールを巻く必要があり、そのためにも大型リールが有利である。
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●潮目をねらえば大型が |
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潮の流れは、少しの場所の違いでも微妙な変化をみせる。ことに防波堤のまわりでは、防波堤に当たる潮と、沖を流れる潮との間に ゛潮目″と呼ばれる境目ができる。 また河口部では、流れの中央部分の深い部分と、防波堤寄りの浅い部分で、潮の流れ方に差が生じ、潮目かできる。これらの潮目は、スズキの絶好のポイントになる。距離を変えて流し、早くポイントをつかむことが大切だ。 |
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●ウキ下は浅めに取ろう |
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スズキは、水面近くを泳ぐ魚を追って、かなり上までタナが上がるので、ウキ下は1.5mを標準とし、深くても2mまでと考えればよいだろう。
エサは、目立つようにたっぷり大きめに付けること。釣り場によっては、アジやイワシ
を生きたままハリに付けてねらうこともある。
スズキは、最近、ルアーフィッシングの対象魚としての人気が高まり、エサ釣りは押され気味だが、手軽さと、豪快な引き味を堪能できるエサ釣りも、捨てたものではない。 アタリがあってもハリ掛かりしない場合には、ハリの号数を上げてみる。次にアワセのタイミングを遅らせる。この二つで、ハリ掛かりがよくなるはずである。
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